暖かいと言われる静岡県でも冷え込みが厳しくなり、皆様体調を崩されていないでしょうか？

昨年はあまり流行しなかったインフルエンザですが、今年は猛威を振るうかもしれません。インフルエンザだけでなく新型コロナ《オミクロン株》の感染拡大も懸念されています。

今回のお薬出前講座のテーマはそれら感染予防に重要な手指消毒に関して取り上げました。

感染原因となるウイルスは20分で2倍、40分で4倍に増殖します。私たちはウイルスが付着した手で無意識に目や鼻、口に触ることで体内に侵入させてしまい、発熱や咳など様々な症状を引き起こしてしまいます。

そこで、消毒により手指につくウイルスを退治することは感染対策として重要です。

それではどのような消毒が好ましいでしょうか？特に有効とされるのは

①塩化ベンザルコニウムよりもエタノール　②エタノールの濃度60％以上　③保湿剤（グリセリン／ヒアルロン酸）を含むもの

です。

エタノールは消毒効果が高く、WHOの推奨する60％～80％の濃度はより高い効果を示します。

しかし、蒸発するときに、手の水分も奪ってしまうため、皮膚が乾燥し手荒れを起こします。

それを防ぐため③の保湿剤含有のものが推奨されます。

 

 

 

 

 

 

 

感染対策の基本は「手洗い」と「手指消毒」、「マスクなどの咳エチケット」です。

感染予防の為、飛沫を吸い込まないようマスクを着用、人との距離を確保し、手洗い(※)やうがい、手指消毒を行いましょう。

（※きちんと手洗いを行えば手や指に付着しているウイルスの数は、流水による15秒の手洗いだけで1/100に、石けんやハンドソープで10秒もみ洗いし、流水で15秒すすぐと1万分の1に減らせます。）

あおい調剤グループでは、来局の際に少しでも安心して頂けるよう

引き続き飛沫防止措置、定期的な換気やアルコールでの清拭など感染対策を継続して行ってまいります。

あおい薬局初生店